Release!!! BT016 DJ AFlow – Get Big EP

Posted on 10月 30, 2012 by


5Track + 1 Bonus Track EP

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All Traxs Made by: DJ AFlow from Japan
Mastering by: Toshiyuki Kitazono
Jacket Design by: Tokunaga Kizamu

Released by: Booty Tune
Release/catalogue number: BT 016

 正直なところ、もう彼の年齢を云々するのは止めるべきかもしれない。愛知の18歳・DJ AFlowが紡ぎ出すFootworkを、年齢で評価するレベルをとうに超えている。もしかしたら、今年リリースされた『Japanese Juke Mutation Bootyism』収録の「Shougen Juke(Lamp Eye「証言」をサンプリング)」で彼の名を知った人もいるかもしれない。しかし、もともとはUSERやIgnition Technicianのようなサンプリングハードミニマルを好んでプレイしていた、生粋のテクノ好き。そんな彼がFootworkのトラックメイクをスタートさせたのは、たった10カ月前のことだ。
それが、いまや国内のJukeシーンを牽引してきた先人達をごぼう抜きにし、「日本でシカゴに最も近い音を出す男」と呼ばれるまでに至っている。絶妙なタイミングで打ち込まれるスネア、細やかな凝った展開、シカゴ顔負けのスムースなネタのセレクトと妙なグルーヴを生むチョップ。
日本やUKには脇目もふらず、DJ MannyやDJ Earl、FrostといったGhettoteknitianzの若手の動向を追うかのようにシカゴのトレンドをいち早く消化、モノにしている(AFlowは日本を代表するJUKEディガーでもある。授業中にディグり過ぎて、単位を落としかけてるらしい)。
そうした豊富な知識とドープなディギングが、ほかのJUKEフォロワーとは一線を画すオリジナリティへと結実している。彼のデビューシングルとなる”Get Big EP”。曲を聴けば「タイトルの意味は良く分からんが、なんだかスゴイ自信じゃ」とうならざるを得ない。
変則的なネタの刻みと組み方で独特なグルーヴを生む「Eye To Eye」や「Lovin Man」など、スムースなFootworkは流石のクオリティ。シカゴ勢のトラックとミックスしても、何の支障もない。
そして、DJRashadを筆頭に、今まさにシカゴ最先端の音になりつつあるTEKLIFEなトラック「Hyper」、ヒップホップネタのタイトル曲「Get Big」など、さらなる進化の片鱗もかいま見せている。最後に、AFlowの楽曲を聴いたTraxmanの感想を付け加えておこう。

「AFlowは良い耳を持ってるな。良いビートだ。TEKLIFE!」。

全世界デビューしたてのDJ AFlow。青田買いするなら、いまだぜ。

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